自分がこうして欲しかったを子供にしてあげる。

子供のころ、自分がつらいと感じた思い出って誰でもあると思います。

その時と同じような思いを子供にさせたくないものですよね。


私は子供の頃、0才から保育園に預けられていました。

夜のお迎えはいつも最後。

土日も母は仕事に行ったり、趣味のママさんバレーに行ったりしていてすごく寂しい想いをして育ちました。

そのせいで私は自分の子供に絶対に寂しい思いをさせたくないと考えてしまいます。

しかし、子供には「幼稚園より保育園が良かった」と言われるし、「学校が終わったら学童に行きたい」と言われます。

そして、さらに、「私が大人になったら、赤ちゃん保育園に預けて働きたい」とまで言われました。


私って母親としてどうなんだろう…。


そう言われると「わかってないなぁ」と言う気持ちと「自分のやってきたことはまちがっていたのか」と言う気持ちと入り混じり、なんとも言えない気分になります。

良かれと思い、娘のそばにいるつもりなんだけど。

子供にとってはただの「いい迷惑」だったのかも。


私の母も、貧しい家で育ったのでお金に不自由させたくない思いで働いていたのだと思います。

でも、子供に伝わらないと意味がないんだなぁと思いました。

結局、親に対する恨みみたいな気持ちを子供にぶつけているのかもしれないです。


その結果、私は母の思いとは裏腹にお金がなくても、家族仲良くいられることが一番の幸せだと感じてしまっています。

難しいですね。

ドラマなどで見る、「母のような母親になりたい」みたいな台詞を言う子供っているのでしょうか。

あれが理想ですよね。憧れます。


もうひとつ、私が親にされて嫌だったことは干渉することです。

人のやることをいちいち指摘して、否定してくるのがすごく嫌でした。

そのせいで、私は自分の食べたいものも欲しいものもわからない子供になってしまいました。


これは人格に関わる問題だと思うので、絶対に子供に同じことをしたくないと思っています。

これは「いい迷惑」ではないことを願う。

なので、子供に関してはなるべく干渉しないように、否定しないように認めてあげることを意識しています。


子供に対しては意識しているのでできるのだけど、旦那に対してはついつい母と同じように指摘して否定してしまうことがある。

そして、自分が母の嫌だと感じていた部分に、そっくりなことに気づき自己嫌悪に陥ります。

旦那はきっと居心地がわるいことでしょう。



自分が満たされていないから、それを埋めるように子供に接してしまう。

子供は子供で、自分とは別の人格なんですよね。

変なこだわりは捨てて、それだけ気をつければいいのかな。

親にできることって、子供の成長を「手伝う」事だけなんだろうなと思うのだけど難しい。



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